入院小話2-1 点滴
*3年ほど前のお話になります。
当時の記憶を出来る限り思い出して書いていきたいと思います。
病院の治療などは実際と多少の異なる場合があるかもしれません。
(うろ覚え部分があり)その場合はご容赦ください。
入院生活で一番長い間、お世話になっていた点滴。
早産を防いでくれたありがたい戦友でもあり、
一番苦しめられた天敵でもありました。
点滴に関しては色々な事がありました。
その一部を書いていきたいと思います。
まず、私の入院していた病院は古くからある個人病院のためか
点滴は手動で、輸液ポンプ?などの機械は使っていませんでした。
他の切迫妊婦さんのブログを見ていると機械を使っている方が
結構いてうらやましいな~といつも思っていました。
手動のため、色々不便なことがありました。
機械がついていると、点滴が詰まったりなど、
異常があるとアラームでお知らせしてくれるようですが、
手動だど詰まっても、痛みがあったり、
腫れてくるまでわかりませんでした。
そして、いちばん不便なことは、
点滴残量を常に気にしていなければいけないことでした。
張り止めの点滴(ウテメリン)は500ml入りで、
一つ無くなるまでに点滴の早さにもよりますが、
私の場合、お腹の張りが強いときは6時間程、
お腹の張りが弱いときは12時間程でした。
一日1~3回の交換がありました。
定期的に看護師さんが点滴残量を見に来てくれるのですが、
減っていくのに時間がものすごくかかるので、
残り少なくなっていても無くなるまでに結構時間がかかります。
自分で気を付けていても、つい忘れて
点滴が無くなる寸前ということがよくありました。
起きている昼間はまだいいのですが、
それが夜になると、
いつのまにか寝てしまって点滴が無くなっても
だれにも気づかれずに、
しばらくそのままになってしまったことがありました。
夜中に目が覚め、点滴が無くなっていることに気づき、
点滴を見てみると・・・ 続きます。