切迫入院日記12 おしりの注射
*3年ほど前のお話になります。
当時の記憶を出来る限り思い出して書いていきたいと思います。
病院の治療などは実際と多少の異なる場合があるかもしれません。
(うろ覚え部分があり)その場合はご容赦ください。
手術後しばらくして、毎日朝と夕方二本ずつ、計4本
張り止めの注射を打つことになりました。
(二本ずつの注射はおそらく違う種類だったと思います。)
自覚はありませんでしたが、
お腹の張りが酷くなっていたのかもしれません。
この注射は、おしり(腰)のあたりのお肉がついている
ところにするものでした。
刺した後痛くなるので、よく揉むように看護師さんから
毎回指示があり、かなり長い間自分でも揉んでいました。
(看護師さんも注射の後、よく揉んでくれていました。)
それでも、刺されたところは薬品が残っているのか分かりませんが
触ると数日は痛いままでした。
毎回同じ場所に刺すのは負担が大きいので、
朝と夕方で、おしりの左右交互に注射をしてもらっていました。
しかし、刺すところは限られているため、
同じところに注射することになり、
おしりはしこりのようなものが、あちこちに出来て
どんどんボコボコとしていきました。
結局、22日間注射が続きました。
途中から一日一回、二本になりましたが、
合計で60~70本ほど注射したと思います。
触らなければ痛みはなんとかマシではありましたが、
寝返りを打つとどうしても、腰に力を入れるため、
痛いところに当たります。
寝返りを我慢するわけにもいかず、
毎回、慎重に、慎重に寝返りをしなくてはいけなくなりました。
寝ているときは、どうしても油断してしまって、
痛い所にモロに当たってしまい、
本当に悶絶するような痛みが襲ってきました。
拷問かと思うほどに痛かったのを覚えています。
22日間の注射が終わった後、一週間以上痛みが消えませんでした・・・
肉体的にもかなり辛い時期でした。