切迫入院日記28 妊娠28週 痛いだけの地獄
＊3年ほど前のお話になります。
当時の記憶を出来る限り思い出して書いていきたいと思います。
病院の治療などは実際と多少の異なる場合があるかもしれません。
（うろ覚え部分があり）その場合はご容赦ください。
入院54日目 妊娠28週
翼状針タイプから留置針タイプに差し替えしてもらってから二日経ちました。
いつもは右手と左手で交互に差し替えをしてもらっているのですが、
右手に刺せるところが見つからずまた、左手に刺してもらいました。
右利きなので、左腕に点滴をした方がいろいろ便利がいいし、
動かす頻度が少なく長持ちしていました。
なので、左手に点滴をつけている期間が長いので、
左手の血管と皮膚の負担が大きかったのかそろそろ限界が近づいてきました。
お腹の張りが多くなってきて、看護師さんが点滴の速度をあげました。
血管内にどんどんと点滴が入ってきて、副作用も強くなり、
ほてりや動悸、気持ち悪さが増していきました。
そんななか、点滴の針をさしている部分が、だんだんかゆくなってきて
我慢出来なくなってきました。
さらに、テープもずっと貼っているので、その部分もかゆくてかゆくて。
看護師さんに相談すると、気休めにしかならないかもしれないけど
シップを貼ってみる？とシップをくれました。
冷たい間は確かに気は紛れるけど、温かくなったらまたかゆくなるの繰り返しでした。
無いよりはマシでしたので、とりあえず貼って耐えていました。
本当にかゆくて、かゆくて、そして、痛くて・・・
けど、差し替えて貰うほどのすごい痛みではないので、
ひたすらかゆみと痛みに耐えて過ごしていました。
そんな時、悪いことにアイツがやってきました。
妊婦の宿命とは思いますが、何もこんなときにやって来なくても・・・
早朝や寝起き。またはちょっと背伸びした時や、
ちょっとでも足を変な方向へ曲げたりした時に突然やってくる。
「足がつる。」
めちゃくちゃ痛いふくらはぎ。足の指でも痛いのにふくらはぎはさらに痛い。
点滴針の痛みやかゆさは吹っ飛びましたが、治まるまで声が出せないくらい痛いです。
さらにお腹が邪魔をして、なかなかふくらはぎを押さえられないし・・・
治まるまでのただ痛いだけの地獄。
（さらに治まってからの数日間は筋肉痛地獄・・・）
これは一体どんな拷問ですか？
私・・・何か悪い事しましたか？
いや、何もしてないよ・・・
助けてください！！！
と、つい何かに祈らずにはおれませんでした。
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