あおいの切迫日記

切迫妊婦の妊娠・育児記録

切迫入院日記31 妊娠29週 部屋移動は突然に

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*3年ほど前のお話になります。

当時の記憶を出来る限り思い出して書いていきたいと思います。

病院の治療などは実際と多少の異なる場合があるかもしれません。

(うろ覚え部分があり)その場合はご容赦ください。

 

                                      

 

入院60日目

 

先生から話があり、現在の一人部屋(二階)から

二人部屋(一階)に移ることになりました。

私の入院している個人病院は一階が外来と病棟(二人部屋の病室が数部屋)で、

二階は、病棟(個室や特別室、二人部屋)、分娩室、手術室、食堂等がありました。

基本、二階の病棟は分娩予定の方や出産を終えた方が優先になっていました。

切迫等で長期入院している人も二階の病棟に入るのですが、

分娩の方がいっぱいになってくると長期入院している人で

それほど切迫していない(安静度が低い)人は一階の病室に移動になるようでした。

 

 今いる個室は二階のナースステーションのすぐ近くということもあり、

赤ちゃんの泣き声や出産の終えた方の面会など、外の会話が聞こえてきたり、

一日中ざわざわしていました。

一階の二人部屋は病院の奥にあり、とても静かだそうでゆっくり出来るよと

言われましたが、そんなことより、私はトイレがあるかのほうが重要でした。

部屋にトイレはないが、部屋のすぐ近くのトイレを使っていいことになったので、

部屋移動することに・・・出産の方が優先なのは分かっているので

嫌とはとても言えませんでした。

 

了承すると、すぐに移動するように言われました。

どうやら分娩の方はすでに来ているらしく、

すぐにでも部屋を出ないといけないらしい。

前日にでも言ってくれれば荷物などをまとめておくのですが、

出産は突然始まるので、仕方ないのですが・・・部屋移動はいつも突然です。

移動は看護師さんたちがしてくれるのでいいのですが、

長期入院も二ヶ月になると、けっこうな私物を持ち込んでいまして、

大量の荷物を運ばれるのが恥ずかしくて仕方なかったです。

 

大物はマット、抱き枕二個、枕、ノートパソコン、入院バック2個などなど。

小物もいっぱいで漫画、小説、ゲームなど、それはそれはいっぱいあって、

看護師さんたちが何往復もして、運んでいきました。

若干呆れていらっしゃるご様子・・・

せめて、前日に分かっていれば・・・見られては恥ずかしいもの(漫画とか小説、

ゲーム、隠し持っていたお菓子やコーヒーなど)は夫に持って帰ってもらうのですが、

突然なので、全部見られてしまいました。これだから部屋移動は嫌いです・・・

 

荷物の大移動が終わり、収納が終わるとようやくホッと出来ました。

移動先の二人部屋は病院の薄暗い廊下の一番奥の部屋。

確かに静かでしたが、ちょっとさみしいところでした・・・。

そして看護師さんが一言、

「ここの部屋に来たら、出産するまではもう移動することは無いですよ」と。

 

 辺境の地に追いやられた感が拭えませんでした・・・

 

入院生活が長引くと最終的にはここにたどり着くんだなぁ・・・

としみじみ感じました。

 

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