あおいの切迫日記

切迫妊婦の妊娠・育児記録

二人目の妊娠記録29 出産レポ③ 手術当日2

*病院の治療や手術内容は実際と異なる場合があるかもしれません。

(うろ覚え部分があり間違っている可能性があります)その場合はご容赦ください。

 

 

麻酔も終わり、いよいよ開腹。

もはや無の境地で赤ちゃんが無事に出てくるのを待っていました。

 

痛みは感じないけれどお腹を切られている感覚が分かり、

想像すると気持ち悪くなりそうなので、

ひたすら無事を祈りつつ麻酔科の先生と話をしていました。

ちゃんが気になって何を話したはまったく覚えていません。

(*麻酔科の先生は麻酔の効きを確かめる為なのかずっと話しかけ続けるそうです)

 

10分~15分くらい経った頃、「出るよ」と先生から声がかかりました。

そして、ついに赤ちゃんが出てきました。

出た瞬間、産声が聞こえるまではわずかな時間でしたが

とても長い時間が経ったようにも感じました・・・

そしてついに「・・・ふぎゃ~~」と小さなかわいい声が聞こえてきました。

 

声が聞こえた瞬間、安心と色々な感情が湧いてきて

思わず涙がこぼれました・・・。

これがうれし泣きというものなのかと初めて思いました。

(長男の時は緊急帝王切開というのもあり緊張が酷すぎて泣きませんでした)

 

「おめでとうございます」と手術室にいる先生や

スタッフの方が声をかけてくれました。

そして赤ちゃんの姿を一瞬だけ見せてくれましたが、

処置をするためにすぐに小児科の先生に渡されました。

ちゃんの顔を見た瞬間、長男の産まれた時とソックリで思わず笑ってしまいました。

「いまきれいにしていますから、終わったら会えますからね」

と声をかけてくれましたが、その時間がとても長く感じました。

 

ちゃんを取り出した後、執刀医の先生二人は

縫合を一生懸命してくれていましたが、

ちゃんが無事か気になってそちらばかりを見ていました。

そして、10分程経ったころ処置を終え、

きれいになった赤ちゃんを連れてきてくれました。

先ほどよりハッキリ顔が分かりました。

やっぱり長男に似ている・・・そっくりになってくれたらいいなと思いました。

 

頭をなでて、手をにぎり、ぬくもりを感じました。

ちゃんは元気で安心しました。

 

この病院では帝王切開で生まれた赤ちゃん

元気でも一日は保育器に入る決まりになっていましたので、

対面を終えると保育器に入れられ小児科の先生と一緒に病棟へ行きました。

この時に夫と実母は廊下で赤ちゃんと初めて会うことが出来ました。

(病院の決まりで、退院まで赤ちゃんと会えるのは両親だけでしたので、

実母が赤ちゃんと直接会えるのはこの時だけでした。

その後は両親以外の面会はガラス越しのみでした。)

 

 

ちゃんが行った後、

ふわふわと幸せな興奮した気持ちもだんだん落ち着いてきました。

あとは縫合の手術が終わるのを待つのみとなりました。

 

しかしこの後、地獄の痛みに襲われることになろうとは

この時は全く思っていませんでした。

 

つづく

 

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