あおいの切迫日記

切迫妊婦の妊娠・育児記録

二人目の妊娠記録28 ワンオペ育児は辛い

次男が産まれてからもう2ヶ月が経ちました。

ブログの更新が出来ぬままあっという間に一ヶ月経ってしまいました。

 早く出産レポを書いてしまいたいのですが、今回はワンオペ育児についてです。

 

 

夫はかなり育児に協力的です。

朝6時に起き、私が朝ごはんを作っている間に、

夜に干した洗濯物を畳んでくれます。

それが終わると長男の幼稚園の準備。

(熱を測ったり、連絡帳を記入、着替えの準備などなど)

仕事から帰ると、夕食後、子供たちをお風呂に入れ、

長男の歯磨きをした後、絵本を読んであげて、寝かしつけをしてくれます。

それ以外でもかなり家事、育児をやってくれていました。

 

そんな夫が一月の終わりインフルエンザになりました。

当然夫は隔離。

育児も家事もお風呂も全部私がしなくてはいけなくなりました。

困った・・・出来る気がしない・・・。

インフルエンザなのでうつすといけなので、実母にヘルプを頼めない・・・。

(実母は老人介護もしているので絶対にうつしてはいけない!)

 

さいわいなことに子供たちは元気。

長男は幼稚園に行っているので昼間は問題ありませんでした。

昼のうちに夜ごはんは作っておき、問題は幼稚園から帰ってからでした。

どうにか夜ごはんを食べさせ、お風呂へ。

いままで、子供二人をいっぺんにお風呂にいれた事が無かったので、

どうやって入ろうか悩みました。

 

まず長男と入浴。速攻で自分と長男を洗い、次に次男を入れます。

三人で湯船で温まり、次男を洗う。

お風呂あがりは、脱衣所が寒いので、まずお風呂にフタをし、

その上にバスタオルでくるんだ次男を待機。おかげで大泣きせずにすみました。

(*十分安全確保しましたが、危険なのでマネしないでください。)

次に長男を拭き、大急ぎで自分を軽く拭き、下着だけはき、

バスタオルにくるんだままの次男を抱えリビングへ。

長男には自分で着替えてもらい、次男も湯冷めせずに着替えが出来ました。

湯冷めの被害は自分だけ(笑)

 

なんとかお風呂にも入り、歯磨きを終わらせて、次は寝かしつけです。

これが一番大変でした。

二人いっぺんの寝かしつけも初めてでどうやったらいいのか分かりませんでした。

普段は夫と一緒に寝ている長男。

私と一緒に寝れるので嬉しいのかテンションが上がってなかなか寝てくれない。

次男を先に寝かしつけようとしたところ、長男が騒ぎ、次男が何度も起きる。

仕方ないので、長男を先に寝かしつけようとしましたが、

なかなか寝れない次男が大泣きし抱っこしなければ泣き止まず・・・

さらに眠くなってきた長男がぐずりだし、抱っこを要求。

イヤイヤ期真っ盛りで赤ちゃん返り中の長男。

一度機嫌を損ねると大変なことになります。

次男にはちょっと我慢してもらい泣かせっぱなしでしたが、

長男を抱っこし、なだめているとさすが次男、10分程すると諦めたのか

自分で寝始めてくれました。

そこでやっと長男と横になり、寝かしつけすることに。

長男がやっと、うとうとし始めたころ、また次男がふにゃふにゃ言い始め、

本気泣きに・・・。長男もまた、目覚めてしまいぐずりだし・・・。

ここまで来たら、疲れて疲れて・・・

抱っこでゆらゆらはもう腕も腰も痛くて無理、

さらに帝王切開の傷跡も痛くなってきて、もう起き上がれない!!

もういいや!となってしまい、上向きに寝たまま長男を左腕に抱え、

右手で次男のお腹をぽんぽんしながら、二人が泣くのを目を閉じて聞いていました。

泣き声にすっかり慣れて、泣き声をBGMにこのまま私寝れそうだわ。とか

泣き声が家の外に漏れて虐待で通報されないかしら?とか

明日のご飯どうしよう?などと、どうでもいいことを考えているうちに

次男がまた寝始め、長男もやっと深い眠りについてくれました。

長男は一度寝るとあとは夜中に次男が泣いても起きずにすみました。

 

そんなわけで、初日はなんとか終了しました。

数日間同じような感じで過ごし、やっと夫が回復。

これで、通常生活に戻れると喜んだのもつかの間、

まあ危惧はしていましが、長男が発熱(涙)・・・。

 

小児科へ連れて行くことに。

夫はこれ以上会社を休めないし、次男を見てくれる人もいないので、

病院には次男も連れて行きました。

小児科にはインフルエンザ疑惑のお子さんだらけ。

そして長男もインフルエンザ確定。

当然幼稚園には行けず、一週間インフルエンザの長男と一日中一緒に過ごすことに。

自分はインフルエンザの予防接種をしていたので、

あまり心配はしていませんでしたが、

産まれたばかりの次男に移らないか心配でヒヤヒヤしながら過ごしました。

予防接種をしていて、母乳を通じて次男に免疫がついていたのか分かりませんが

なんとか私と次男はインフルエンザにはかからずに済みました。

 

しかし、熱で不機嫌の3歳児と1ヶ月の乳児を一日中、

ワンオペでみるのはなかなか過酷でした・・・。

抱っこ抱っことせがむ長男。

抱っこしていないと泣く次男。

幼稚園のありがたみが身に沁みました。

さらに夫の帰りをこれほど待ち焦がれたのは初めてでした。

 

寝不足が続くと自分の体調が悪くなるし、イライラするし、

さらに乳腺炎になり、自分も微熱・・・。

夫は具合が悪くなっても寝て休むことが出来ます。ご飯の心配もいりません。

息子たちもそうです。

けれど私が具合が悪くなったらどうしたらいいのか??だれも看病はしてくれません。

子供たちのお世話は?だれも代わりにやってくれません。

絶対私は具合が悪くなるわけにはいけないと気づきました。

 

夫の帰りが少しでも遅いと夫にイライラ・・・

これがインフルエンザじゃなかったら実母に助けてもらえるのに!と

来てもらえない実母にイライラ、

愚図る子供にイライラ・・・。

そんな自分にもイライラ・・・負のスパイラルが止まりません。

 

世の中にはもっと大変な育児をしている人はいっぱいいて、

自分は楽な方だと分かってはいるのですが、

自分に余裕が無くなると自分が一番辛い、大変だー!となってしまいます。

ワンオペ育児の辛さがよくわかりました。

子育て中の世の中のお母さん方を心から尊敬します。

でも、少しでも頼れるものがあれば遠慮なく頼った方がいいと思いました。

 

普段自分は頼れるものはなんでも頼ります。

夫にも実母にも妹でも遠慮なしにお願いします。

 出来るだけ自分が楽になるように生きています。

その方が子供に笑顔でいられます。

 

一週間乗り切った自分を、いや夫がインフルエンザ発症からなので

二週間乗り切った自分を大いに褒めてあげたいと思います。

だれにも褒めてもらえないので自分で褒めます(笑)

インフルエンザを持ち込んだ夫に嫌味をいい、それを理由にこき使います。

そしてインフルエンザにならなかった自分をさらに褒めます。

うつる心配が無くなったので実母と妹に来てもらい子供と遊んでもらいながら

愚痴を聞いてもらい、他愛無い話をし、ストレスを解消してもらいました。

次男を夫に見てもらい、実母と長男で近所の温泉に行き、

打たせ湯をし、肩こりと腰痛を少し解消することが出来ました。

 これで元気が出てまた、育児を頑張れます。

 

人には頼っているけれど、自分はよくやっていると、頑張っていると思っています。

全然完璧ではありませんが育児も家事もそこそこは出来ていると思っています。

 

イライラすることはしょっちゅうですが、

息子たちが可愛くて可愛くて仕方がありません。

もう少ししたらウザがられて抱っこもさせてくれなくなる日が来ます。

あっという間にその時が来そうです。

今の短い貴重な時間を出来るだけ笑顔で楽しく過ごせるように

家事も育児もそこそこでストレスをためないようにしていきたいと思います。

 

 

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二人目の妊娠記録27 出産レポ② 手術当日1

*病院の治療や手術内容は実際と異なる場合があるかもしれません。

(うろ覚え部分があり間違っている可能性があります)その場合はご容赦ください。

 

 

 

点滴の痛みもあり、あまり眠れず朝を迎えました。

朝ごはんはもちろん無しですが、水分(水、お茶、スポーツドリンク)は

午前11時まで取っても大丈夫でした。

手術の付添いは夫と実母に来てもらうことになっていましたが、

午後1時からの手術予定の為、二人には12時30分までに来てもらことになって

いました。(夫は午前中仕事。実母は離れたところに住んでいます。)

 

8:30      最後の内診 特に問題なし

9:10   点滴追加(糖分)

9:15   左手にしていた張り止めの点滴が詰まる

9:20   再び差し替え(手の裏にいけそうな血管を発見し、奇跡的に一回で成功)

10:10 心音確認

10:30 清拭

11:20 手術用のストッキングを穿かせてもらう

11:50 手術用の服に着替え

12:00 夫と実母に到着

 

そして、あとは手術を待つのみとなりました。

しかし1時を過ぎてもなかなかお迎えが来ない・・・

しばらくするとやっと先生が来ました。

いよいよか??と思ったら急患が入って手術室が空かないらしく

しばらく待ってほしいと言われました。

もしかしたら3時くらいまで待つかもしれないということになり、

お腹にNSTをつけながら待機していました。

 

2時半頃ようやく手術室へ移動することになりました。

車いすに乗り手術室まで移動しました。

長い移動の末たどり着いたのはさすが医大というべきなのか・・・。

入院している棟は出来たばかりで新しく、手術室もすごかった!!

あまりにも広い通路に手術室が左右いくつも並んでいて、ビックリしました。

手術室ひとつをとってもメチャクチャ広く機械やモニターだらけでした。

 

手術室に着くとすでに7~8人の人がいて、

色々なスタッフの人が挨拶をしてくれました。

 

まずは麻酔科の先生が二人がかりで麻酔の準備。

手術台に移動し、右手に点滴を追加。

(刺すところが見つからず手の甲に刺すことに・・・太い針なので結構痛い)

心電図、モニター等色々なものを体中に取り付けられました。

そして、横向きになりまず痛み止めの注射。

その後、脊髄くも膜下麻酔→硬膜外麻酔となるのですが、

なかなか麻酔の注射針がうまく刺さらなかったようで30分程で終わると

聞いていた処置が1時間以上かかった様子。

最初処置していた先生からベテランの先生に変わってようやく終了。

(自分は時計が見えなかったので時間の感覚は分かりませんでした。)

 

痛みの方は何回か腰を刺されましたが、多少痛いくらいで全然平気でした。

点滴の差し替えの方がよっぽど痛いくらいです。

やっとうまく刺さると温かいような液体が注入されているのが分かり、

麻酔がじわじわ効いていく感じがしました。

そして、上を向き麻酔が効いているかの確認。

足のいろいろな部分を刺してみて痛いかチェック。

触っている感覚はあるのに、痛みはまったく感じず変な感じでした。

 

麻酔が効いているのを確認出来たら次は導尿。導尿は痛くて嫌いでしたが

麻酔のおかげで痛みは感じずにすみました。

ただ触っている感覚は分かるので気持ち悪かったです。

導尿が終わると足になにやら温かい機械をつけられた感じがしました。

動けないので全然見えず。

そして、手術の準備。手術着をバリバリ破って、お腹にシートを被せ、

お腹が見えないように覆いをしました。

 

自分が見える範囲がかなり狭くなりました。

私の頭の後ろには麻酔科の先生。

(異変がないかひたすら話しかけ続けてくれていました。)

右にはモニター。

左には小児科の先生数名待機。(赤ちゃん待ち)

そして、お腹のあたりに執刀医の先生二人。

(主治医の若い女の先生(入院してからの担当)と

ベテランの男の先生(外来の頃の担当)でした。)

さらに研修医の先生と看護学生から見学させてほしいと言われていたので

見えないところ(足元)に数名の見学の人達がいました。

(私からは見えない所で見学し、モニターにも大きく手術の様子が映っていたらしい)

 

広い手術室でしたが、自分の手術のため十数名の人が部屋にいました。

安心なような恥ずかしいような感じでした。

 

麻酔の処置から手術の間ずっとリクエストした曲をかけてくれていました。

好きな曲が次々流れてきたので、少し落ち着くことが出来ました。

先生達にもなぜか好評で「これ誰の曲?いい曲やね!」と

先生同士で盛り上がっていました。

私を落ち着けてくれようといろいろ話題をふってくれていたのだと思いますが、

麻酔の処置から手術の間の雑談がなかなか楽しかったです。

 

つづく

 

 

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二人目の妊娠記録26 出産レポ① 手術前日

先日、赤ちゃんの一か月健診に行ってきました。

赤ちゃんは体重も順調に増え(むしろ増えすぎ)、体の方も問題無く安心しました。

 

出産してから早一ヶ月・・・。

全然ブログが書けぬまま、

赤ちゃんのお世話に明け暮れ、産後の体の痛み(帝王切開の傷)、謎の腸の痛み、

母乳育児の為の痛み(乳首の痛み、おっぱいの張り、乳腺炎)等々と

ひたすら痛みと戦い続けています。

 

ここで、忘れないうちに(すでにだんだん忘れてきていますが・・・)

出産レポなるものを書いておこうと思います。

 

 

当初38週2日で予定帝王切開の予定でしたが、お腹の張りの為35週で緊急入院。

二週間程の入院後37週4日で帝王切開にて出産することになりました。

 

手術前日から主治医の先生、麻酔科の先生、助産師さん、手術室の看護師さん、新生児室の看護師さんなど色々な人が来て、手術の説明、その後の説明、各同意書のサインなどがありました。

 

その中で、私は麻酔科の先生にお願いしたいことがありました。

それはお腹から赤ちゃんを取り出して、赤ちゃんと対面して無事を確認した後、

私を麻酔で眠らせて欲しいというもの。

(一人目の病院は赤ちゃんと対面後眠らせてくれるところでした)

自分は献血の時や、採血のとき気分が悪くなることがよくあり、

それを防ぐためにも眠ってしまいたかったのです。

 

しかし今の病院は手術中はずっと意識がある状態らしく、

なんとかならないかお願いしてみました。

(赤ちゃんが無事に出てくるまでは気が張っているので大丈夫だと思いますが、

その後の処置の間、間違いなく気分が悪くなって吐く自信がありました・・・)

 

 

「検討してみます」といったん麻酔科の先生は帰りましたが、

しばらくしてから戻ってきました。

残念ながら結果は、

眠る麻酔は産後の母乳に影響があるため出来ないとのこと・・・。

 

非常に残念でした・・・。

しかし母乳に影響があると言われてしまったらもう諦めるしかありませんでした。

手術中はずっと麻酔科の先生が話しかけてくれているそうなので

気を紛らわせながら気分が悪くならないように頑張るしかない・・・。

 

そんなことを考えていると次は手術室の看護師さんがやってきました。

一度来てあいさつはしていましたが、忘れていたことがあったとのことでした。

 

「手術中好きな曲をかけることが出来ます。リクエストありますか?」

 

とっさに聞かれ・・・そんなサービスがあるとは知らなかったので

何にも考えていませんでした。

なのでとりあえず好きな洋楽のアーティストをリクエスト。

マルーン5にしました) 

看護師さんが帰った後・・・すこし後悔・・・。

「しまった!思わず好きなアーティストを言ってしまったけど、

手術で緊張するはずだからノリノリの曲じゃなくてクラシックとか

心が落ち着ける曲を言えばよかった!!」

いきなりじゃなくてもっと前もって言ってくれればもうちょっと考えたり、

CDとか用意出来たのに・・・となんだかモヤモヤ・・・。

 

 

手術日前日は緊張やらモヤモヤやら色々考えてしまって全然眠れませんでした。

しかし、ご飯はしばらく食べられなくなるので夕食はしっかり完食(笑)

ちなみに手術は翌日の午後からの予定だったので食事は前日夜9時までOKでした。

水分は前日は制限なし。当日午前11時までOKでした。

そしてシャワーは前日はOKなのですが、

私の場合その前の日に点滴が詰まり差し替えになりシャワーの後、

そのまま手術用の太い点滴針でルート確保したため

前日のシャワーはダメになりました。(洗髪だけしてもらいました)

しかし、手術当日の朝、血管がまた詰まりまた差し替えになってしまいました。

眠れない原因がここにもありました。

手術当日にはさらにもう一本ルート確保するらしく

両腕に点滴をすると聞いていたので、刺せる血管があるのか、

血管が持つのかが心配で気が重かったです。

今回は三週間も点滴をしてなかったのに、一人目切迫で長期入院したダメージが

血管に残っているのか、針が血管に刺さらなくて

(血管が見えているのに刺さらない。血が返ってこない、血管がよけるらしい・・・)

何度も腕に刺す事態になっていました。

刺したあとグリグリされるのがほんとに痛いのです・・・。

あちこち痣が残るし、失敗のあとがしばらく腫れて触ると痛いのです・・・。

看護師さんが数人変わってようやく刺さる感じで地味に辛いのでした。

点滴だけではなく、もはや採血さえもなかなか出来なくなっていました。

こういう時はなんど腕に刺されても心を無にして痛みに耐えているのですが、

刺す血管が無いのは私のせいで看護師さんのせいではないのですが、

なんとか一回で成功させてくれー!お願い!と

心の中で祈らずにはいられませんでした。

 

点滴の差し替え・・・何十回も経験してきましたが何回やっても嫌なものですね。

もう経験したくありません・・・。

 

つづく。

 

 

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